宅配ビニール袋の厚さは60ミクロン・80ミクロンどっち?用途別の選び方と破れ対策

宅配ビニール袋の厚さは60ミクロン・80ミクロンどっち?用途別の選び方と破れ対策
宅配ビニール袋の厚さは60ミクロン・80ミクロンどっち?用途別の選び方と破れ対策
宅配袋・封筒

宅配ビニール袋を購入するとき、「厚さ60ミクロンと80ミクロンはどちらがいいのだろう」と迷うことがあります。数字だけでは手触りや破れにくさを想像しにくく、薄いほうを選んで発送中に破れないか、厚いほうを選ぶと無駄にならないかが気になるところです。

結論からいうと、Tシャツなど軽くて角のない商品を日常的に送るなら60ミクロンが候補になります。厚手の衣類や複数の商品をまとめる場合は80ミクロンも検討したいところです。ただし、厚みだけで強度や安全性は決まりません。この記事では両者の違い、品物別の選び方、配送方法との相性、購入前の確認点を具体的に説明します。

  1. 宅配ビニール袋の厚さは60ミクロンと80ミクロンのどちらがいい?
    1. 薄手の衣類やフリマの発送なら60ミクロンから考える
    2. 厚手の服や複数点をまとめるなら80ミクロンも選択肢
    3. 60と80で迷ったら「袋に何を任せるか」で判断する
  2. 60ミクロンと80ミクロンの違いを数字と素材から理解する
    1. 20ミクロンの差は0.02mm、厚さは約1.33倍
    2. LDPE・LLDPE・HDPEでは手触りや性質が変わる
    3. 厚いほど透けないとは限らず、内側の色が重要
  3. 送る商品別に考える60ミクロン・80ミクロンの使い分け
    1. Tシャツ・タオル・薄手の衣類は60ミクロンが使いやすい
    2. パーカー・セーター・アウターは厚みより袋の余裕も大切
    3. 本・雑誌・書類は折れと角の対策を優先する
    4. 金具付きの雑貨や割れ物は80ミクロンでも袋だけに頼らない
  4. 宅配ビニール袋を選ぶときに厚さ以外で確認したい5つのこと
    1. 袋の幅・高さ・フタの長さを別々に見る
    2. テープ付きか、粘着力と貼り直しの可否はどうか
    3. 内側が黒い透け防止タイプか、表面は滑りやすいか
    4. 100枚入りなどのまとめ買いは1枚単価と失敗コストで比べる
  5. 発送方法に合う袋かどうかは完成後のサイズで確認する
    1. ネコポスやゆうパケットの規格は袋の商品名とは別
    2. 袋が20ミクロン厚くなることより中身の膨らみを管理する
    3. 実際の発送前に袋の口・角・ラベルを点検する
  6. 60ミクロンと80ミクロンを購入するときの具体的な選び方
    1. 普段使いの60ミクロンはA4前後のサイズから検討する
    2. 80ミクロンは厚手・大きめの商品で必要性を判断する
    3. 60と80の価格を比べる際は「交換や補強の手間」も含める
  7. 宅配ビニール袋の厚みに関するよくある疑問
    1. 60ミクロンはペラペラで発送に使えない?
    2. 80ミクロンなら雨の日でも絶対に濡れない?
    3. 袋を二重にするなら60ミクロン2枚と80ミクロン1枚は同じ?
  8. まとめ|宅配ビニール袋は60ミクロンを基本に必要なら80ミクロンを選ぶ

宅配ビニール袋の厚さは60ミクロンと80ミクロンのどちらがいい?

軽い衣類や柔らかい商品を送るなら60ミクロン、外袋の厚みに余裕を持たせたいなら80ミクロンが基本的な選び方です。ただし、これは同じような素材・構造の宅配袋を比べた場合の目安です。形が硬い商品や壊れやすい商品は、袋を厚くするより緩衝材や箱を使うことが大切です。

比較項目 60ミクロン 80ミクロン
厚さ 0.06mm 0.08mm
主な使いどころ 薄手の衣類、柔らかい布製品、軽量品 厚手の衣類、複数点の発送、外袋の丈夫さを重視する場面
取り回し 比較的しなやかで折り込みやすい傾向 同条件なら厚みを感じやすい傾向
コストの考え方 大量発送で単価を抑えたいときに検討 厚みを優先して単価を比較
注意点 角・ファスナーなどとの接触に注意 厚くても衝撃を吸収する梱包材にはならない

薄手の衣類やフリマの発送なら60ミクロンから考える

60ミクロンは0.06mmの厚さで、宅配ビニール袋として実際に販売されている仕様です。例えば梱包資材メーカーのZAPは、LDPE製・厚さ60ミクロンの宅配袋を複数サイズで取り扱っています。単に薄いだけの特殊品ではなく、一般的な発送用途を想定した商品があります。

Tシャツやカットソー、タオルのように、商品の角が袋を押し破りにくい品物なら60ミクロンを検討しやすいでしょう。もっとも、同じ60ミクロンでも縫製に相当する袋の接合部分や粘着テープの品質は商品ごとに違います。最初は少量で試して、破れや封の浮きがないことを確かめると安心です。

比較対象を見たい場合は、Amazonで60ミクロンの宅配ビニール袋を探すと、幅・高さ・フタの長さまで見比べてください。

厚手の服や複数点をまとめるなら80ミクロンも選択肢

80ミクロンは0.08mmで、60ミクロンよりフィルムが厚い仕様です。衣類を数枚まとめて送る場合や、袋の表面が擦れるのを心配する場合には、厚手を選ぶ理由があります。実際にLDPE製で80ミクロンを採用した宅配袋も販売されており、特別な業務用だけの規格というわけではありません。

ただし、厚い袋なら重い商品を何でも送れるわけではありません。書籍を何冊も入れたときの重さ、バッグの金具、商品の角などは局所的に強い力を加えます。80ミクロンでも袋の底の継ぎ目や尖った箇所から損傷する可能性があるため、品物の形と梱包方法を優先してください。

厚手を中心に探す場合は、Amazonで80ミクロンの厚手宅配袋を探すからサイズと素材を比較できます。

60と80で迷ったら「袋に何を任せるか」で判断する

宅配ビニール袋の役割は、外からの汚れや多少の水濡れを避け、商品をひとまとめにして発送しやすくすることです。箱のように形を保ったり、クッションのように衝撃を吸収したりする役割まで期待するのは適切ではありません。

例えば柔らかい衣類を一枚だけ送るなら、外装に厚みを追加するメリットは限定的かもしれません。それよりサイズが合い、封がしっかり閉じられる60ミクロンのほうが使いやすいことがあります。逆に何点かをまとめて入れる場合は、80ミクロンの候補を用意しておくと選択の幅が広がります。

迷う場合は、普段の発送用に60ミクロンを少量購入し、厚手が必要になりそうな品物だけ80ミクロンを追加する方法もあります。最初から両方を大量購入する必要はありません。

60ミクロンと80ミクロンの違いを数字と素材から理解する

袋の厚さを正しく比べるには、数字の意味と素材の違いを分けて考える必要があります。特に「80は60より強度が何割高いのか」という疑問には、厚さだけで答えを出せません。

20ミクロンの差は0.02mm、厚さは約1.33倍

ミクロンは、非常に薄いものの厚さを示す単位です。1ミクロン(1μm)は0.001mmなので、60ミクロンは0.06mm、80ミクロンは0.08mmになります。差はわずか0.02mmですが、同じ面積で同じ構造のフィルムを比べれば、80ミクロンのほうが約33%厚い計算です。

ここで間違えやすいのは、厚みの比率をそのまま強度の比率に置き換えることです。実際の破れにくさは、素材の種類、フィルムのつくり方、袋の継ぎ目、引っ張られる方向にも左右されます。「80ミクロンなら60ミクロンより33%破れにくい」とは言えません。

メーカーの清水化学工業によるポリ袋の仕様解説でも、厚さだけでなく材質が重要な判断要素として扱われています。実際に購入するときも、ミクロン数を見たあとに素材欄を確認しましょう。

LDPE・LLDPE・HDPEでは手触りや性質が変わる

宅配袋によく使われるポリエチレンにはいくつかの種類があります。LDPEは一般に柔らかく、滑らかな手触りのフィルムに使われます。LLDPEも柔軟性を持つ素材で、宅配袋に採用されている例があります。HDPEは比較的張りがあり、カサカサした感触になりやすい素材です。

素材の違いがあるため、60ミクロンの袋でもしっかりした印象を受ける商品があれば、80ミクロンでも柔らかく感じる商品があります。さらに多層フィルムかどうかによって、遮光性や手触りも変わります。数字だけを見て品質の優劣を決めるのは避けたいところです。

宅配ビニール袋制作工房の素材案内では、HDPEとLDPEの質感の違いや、用途に合わせて厚みを変更できることが説明されています。購入ページに素材の記載がないときは、レビューだけで判断せず、販売元の仕様説明を確認してください。

厚いほど透けないとは限らず、内側の色が重要

フリマアプリで衣類を売る場合、袋の外から中身が見えることを気にする人もいるでしょう。80ミクロンのほうが厚いため透けにくそうに見えますが、実際には色やフィルムの層の構成も関係します。白い袋でも内側に黒いフィルムを使った製品なら、中身が見えにくいよう設計されています。

60ミクロンの製品にも、内側が黒い多層構造の宅配袋があります。そのため、プライバシーを守りたいなら厚みの数字を上げることより「透け防止」「内側黒」「遮光」などの仕様があるかを確かめるほうが判断しやすいです。

光にかざしたときの見え方は、商品と照明条件によって違います。白い衣類と濃い色の衣類でも印象が変わるため、販売写真だけで不安なら少量購入して中身を入れ、明るい場所で透け具合を確認してみてください。

送る商品別に考える60ミクロン・80ミクロンの使い分け

同じ袋でも、入れるものによって適切な厚みは変わります。発送物を「柔らかさ」「角の有無」「重さ」「壊れやすさ」に分けると、選ぶべき梱包方法が見えてきます。

Tシャツ・タオル・薄手の衣類は60ミクロンが使いやすい

一枚のTシャツや薄手のシャツ、ハンカチなどは比較的柔らかく、袋に鋭い力がかかりにくい品物です。水濡れ防止の内袋に入れ、サイズの合った宅配ビニール袋に収める方法なら、60ミクロンを選びやすいでしょう。日常的に発送する人にとっては、袋の単価や保管スペースも重要です。

ただし、衣類にファスナーや金属ボタンが付いている場合は、その部分が外装を押さないよう内側へ向けて畳んでください。配送中に袋が引っ張られないよう、封を閉じたあとに中身が大きく動かない大きさを選ぶことも大切です。

なお、衣類の状態を保つためには外袋だけで済ませるより、清潔な透明袋などで個包装してから外装に入れるほうが安心です。メルカリの衣類の梱包案内でも、内袋と外袋を使い分ける方法が紹介されています。

パーカー・セーター・アウターは厚みより袋の余裕も大切

厚手の衣類は大きく膨らみやすいため、80ミクロンを検討する場面があります。ただし、袋の厚さを上げても、中身を無理に押し込むと封が浮いたり継ぎ目に負担がかかったりします。パーカーやセーターでは、まず畳んだ状態の縦・横・厚みを測り、少し余裕のあるサイズを選びましょう。

コートなどのかさばる品物を薄い袋に詰めると、商品の角ではなく、膨らんだ部分が袋を内側から押してしまいます。80ミクロンに替えてもサイズが小さければ根本的な解決にはなりません。袋を一段大きくする、衣類を丁寧に畳み直す、必要に応じて箱を選ぶといった対応が有効です。

圧縮袋を利用する場合も、服の素材や購入者への説明に配慮しましょう。シワや型崩れを起こしやすい品物を無理に圧縮してまで薄い配送方法に収めるのは避けてください。

本・雑誌・書類は折れと角の対策を優先する

本や書類は一見薄くても、角が外袋に繰り返し当たる場合があります。とくに冊子を複数冊まとめて送ると、見た目以上に重くなることがあります。このような品物では80ミクロンの袋を使うだけでなく、角を保護し、必要なら厚紙や段ボールで表裏を挟む方法が適しています。

折れたら困る書類や表紙が傷つきやすい本は、宅配ビニール袋を主な保護材として考えないほうがよいでしょう。厚紙で平面を守り、内袋で水濡れを防ぎ、最後に外袋に入れるという順序なら、梱包の役割が整理できます。

商品が高価な場合や、折れ曲がりを避けたい場合は、最初から薄型の段ボール箱を使う選択もあります。発送費だけでなく、破損時の手間まで考えて資材を決めるのが合理的です。

金具付きの雑貨や割れ物は80ミクロンでも袋だけに頼らない

バッグの金具、化粧品の角張った容器、箱入りの小物などは、擦れや一点への圧力が生じやすい品物です。厚めの外袋には一定の意味がありますが、金具や角が直接フィルムを押す状態では穴が開くおそれがあります。突起部には紙や緩衝材を当ててから外装に入れてください。

ガラス、陶器、精密機器など、衝撃で壊れる可能性がある商品は、60ミクロンと80ミクロンの二択で考えるべきではありません。内容物を緩衝材で包んで箱の中で固定し、配送中の衝撃に備える必要があります。ビニール袋はその外側の防汚・防水補助として使うものです。

厚さ80ミクロンは「割れ物対応」の表示ではありません。衝撃対策が必要な商品は、緩衝材と箱を使って梱包してください。

宅配ビニール袋を選ぶときに厚さ以外で確認したい5つのこと

厚みの比較で迷う人ほど、実際の使いやすさを左右する他の仕様を見落としがちです。袋のサイズ、封かんテープ、素材、透け具合、購入枚数を合わせて判断すると失敗を減らせます。

袋の幅・高さ・フタの長さを別々に見る

宅配ビニール袋のサイズは「幅250mm×高さ340mm+フタ50mm」のように表記されることがあります。この場合、フタの50mmは品物を入れるための高さとは別です。商品を測るときは、フタ部分まで収納スペースに含めて計算しないよう注意してください。

また、A4対応と書いてあっても、厚みのある冊子や複数の衣類が同じように入るとは限りません。平面であれば入る寸法でも、中身が膨らむと袋の幅と高さに余裕が必要です。包装済みの商品を机に置いて寸法を測り、余裕を持つのが確実です。

商品ページの「A4用」「ネコポス対応」などの表示は参考になりますが、実際の外寸も確認してください。封を折り返す位置によって完成後の外形が変わることもあります。

テープ付きか、粘着力と貼り直しの可否はどうか

発送作業を頻繁にする場合、テープ付き宅配袋は便利です。剥離フィルムをはがして折り返すだけで閉じられるため、ガムテープを毎回切る作業を減らせます。ただし、封かんテープの幅や位置、粘着力は商品によって異なります。

特に衣類を多めに詰めると、封の折り返し部分が引っ張られやすくなります。テープ面にシワができていないか、ホコリや水分が付いていないかを確認してから閉じましょう。一度貼ると剥がしにくい強粘着タイプは、誤封した際の貼り直しが難しい場合もあります。

大量購入する前に、実際の商品を入れた状態で閉じやすさを試すと、発送作業のミスを減らせます。袋の厚みだけでなく、封の安定性も比較してください。

内側が黒い透け防止タイプか、表面は滑りやすいか

外側が白やグレーでも、内側が黒い袋は中身が見えにくいよう工夫されています。服や雑貨の発送では、受取人のプライバシーや外観の印象に関わるため、色の構造は確認しておきたいところです。内側が黒い多層構造の60ミクロン製品もあるので、80ミクロンに上げることだけが方法ではありません。

加えて、表面にマット加工があるか、滑らかな仕上がりかも使い心地を左右します。発送ラベルが貼りやすいか、手で持ったときに滑りすぎないか、保管中に袋同士がくっつきにくいかなどは、商品写真ではわからないことがあります。

実際の作業条件が決まっているなら、厚みと一緒にこのような細かな点を確認するのがおすすめです。

100枚入りなどのまとめ買いは1枚単価と失敗コストで比べる

宅配袋はまとめ買いすると1枚あたりの価格が下がることがあります。ただし、60ミクロンと80ミクロンを比較するときは、サイズ・素材・枚数・送料まで揃えなければ単純比較できません。同じ80ミクロンでも小型の袋と大型の袋では必要な材料の量が違います。

例えば100枚入りと500枚入りを比べるなら、購入総額を枚数で割り、使い切れるまでの期間も考えてください。月に数枚しか使わない場合、安いからと大量購入しても保管場所を取ります。品物の種類が変わりやすい人は、少量パックのほうが結果として無駄を減らせるでしょう。

一方、同じサイズの商品を毎週何十件も送る人なら、単価の差は積み重なります。まず適合する袋を確かめてからまとめ買いする順番が安心です。

発送方法に合う袋かどうかは完成後のサイズで確認する

60ミクロンと80ミクロンの差は小さくても、配送サービスの規格を超えれば送料や発送方法に影響します。ただし、問題になるのは袋の厚さ単独ではなく、商品を入れて封をした状態の縦・横・厚み・重量です。

ネコポスやゆうパケットの規格は袋の商品名とは別

ヤマト運輸のネコポスは、長辺34cm以内、3辺合計60cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内という取扱サイズを案内しています。日本郵便のゆうパケットも長辺34cm以内、3辺合計60cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内が基本です。配送サービスにはサイズ以外の利用条件もあるため、発送前に確認してください。

メーカーが「ネコポス用」「ゆうパケット用」と表示している袋でも、中に厚い服を詰めれば上限を超える可能性があります。さらに、袋が配送規格より大きければ、折り返し方や完成後の外寸を考える必要があります。実際の梱包が終わってから測るのが基本です。

最新の条件はヤマト運輸のネコポス案内および日本郵便のゆうパケット案内で確認できます。

袋が20ミクロン厚くなることより中身の膨らみを管理する

60ミクロンと80ミクロンのフィルム自体の厚さの差は、片面で0.02mmです。この数値だけで、厚さ3cmの上限を超えるかどうかが大きく変わるとは通常考えにくいでしょう。むしろ折り畳んだ衣類の重なり、空気の入り方、外側の封の折り返しなどが完成後の厚みに影響します。

配送サイズがぎりぎりの場合は、厚みを薄い袋に変えて解決しようとするより、衣類を平らに畳み直し、内袋の余分な空気を抜いてから測ってみてください。無理に圧縮して商品を傷めないことも大切です。

なお、クリックポストなど他の配送方法は取扱重量や条件が異なるため、利用するサービス名が決まった段階で公式の規格を確認しましょう。料金や条件は変更されることがあります。

実際の発送前に袋の口・角・ラベルを点検する

袋に商品を入れたら、封を閉じる前に中身が角へ偏っていないか確認します。端に強く押し付けられた状態では、配送中の動きによって袋に負担が集中します。必要なら一段大きな袋に替え、商品を平らに置き直してください。

封を閉じたあとは、テープが端まで密着しているか、袋に穴や裂け目がないか、送り状を平らに貼れるかを確認します。ラベルのバーコードが折り目にかかるような貼り方は避けたほうが無難です。さらに雨濡れが気になる商品は内袋を別に使うと安心です。

防水性のあるフィルムでも、封のすき間や穴から水が入るおそれがあります。袋の厚さだけで完全防水になるとは考えず、必要に応じて内袋で水濡れ対策をしてください。

60ミクロンと80ミクロンを購入するときの具体的な選び方

ここまでの違いを踏まえると、最も効率のよい買い方は、普段送る商品の傾向に合わせて基準の袋を一種類決めることです。使う機会が少ない厚みを最初から大量に揃える必要はありません。

普段使いの60ミクロンはA4前後のサイズから検討する

フリマアプリで薄手の衣類や小物を扱うなら、まずA4前後のテープ付き60ミクロン袋を候補にできます。商品を一枚ずつ清潔な内袋で包み、外袋は出し入れしやすい大きさを選ぶと作業が進めやすいでしょう。

例えばZAPでは、LDPE製の60ミクロン袋を小型から大型まで複数用意しています。こうしたサイズ展開は、同じ厚さでも発送物に応じて選べることを示しています。袋が大きすぎると余分な部分を折る作業が増えるため、できるだけ発送品に合った寸法を選びましょう。

購入候補は60ミクロン・透け防止タイプの宅配袋をAmazonで比較するから探せます。購入前には表示サイズと入り数を必ず確認してください。

80ミクロンは厚手・大きめの商品で必要性を判断する

80ミクロンを買うなら、まずなぜ厚手が必要なのかをはっきりさせると失敗しにくくなります。例えばセーターやパーカーなど膨らむ衣類を頻繁に送る、まとめ買いされた服を同梱する、外装の擦れが気になる、といった理由があれば検討しやすいでしょう。

80ミクロンの製品には、A4程度の寸法だけでなく大きめの袋もあります。ただし「厚さ80ミクロン」だけで購入すると、フタが短い、思ったより幅が狭いなどの不都合が起こりかねません。商品ページでは「幅×高さ+フタ」と素材、テープ付きかどうかをセットで確認してください。

Amazonで80ミクロン・内側黒の宅配袋を探すと、商品の外寸や販売枚数を見比べる方法がおすすめです。

60と80の価格を比べる際は「交換や補強の手間」も含める

値段だけで選ぶと、袋が小さかったり封が使いにくかったりして、毎回梱包に時間がかかることがあります。仮に60ミクロンが安くても、普段送る商品に対して余裕がないなら80ミクロンや大きいサイズを選ぶほうが使いやすい場合があります。

反対に、柔らかい小物を中心に送っていて60ミクロンで問題なく発送できるなら、80ミクロンに統一する必要はありません。両者の価格差より、サイズの合わなさによる詰め直しや、適切な保護材を省いたことによる不具合のほうが気になるはずです。

最初の購入では10〜100枚程度など無理なく使える数量で候補を試し、取り扱う商品が安定してから多めの枚数を検討しましょう。これはショップ運営でも個人のフリマ発送でも使える考え方です。

宅配ビニール袋の厚みに関するよくある疑問

60ミクロンと80ミクロンの違いを理解したあとも、実際の購入では「薄すぎないか」「水に濡れても大丈夫か」など細かい疑問が出てきます。気になりやすい点を整理します。

60ミクロンはペラペラで発送に使えない?

60ミクロンだから発送に使えない、ということはありません。60ミクロンの宅配ビニール袋は資材メーカーから通常の発送用として販売されています。衣類などの柔らかい商品なら、寸法が適切で封がしっかりできる製品は十分に候補になります。

ただし、手触りの好みや安心感には個人差があります。薄いと感じる場合でも、原因が単純な厚みだけでなく素材やフィルムの構造にあるかもしれません。口コミで「ペラペラ」と書かれていても、送る商品、購入したサイズ、製品の仕様が違えば同じ印象になるとは限りません。

心配な場合は少量の袋に実際の商品を入れ、軽く持ち上げたときに封や継ぎ目が不自然に伸びないかを確認してください。無理に強く引っ張って耐久性を試すより、通常の梱包状態で問題がないかを見るほうが現実的です。

80ミクロンなら雨の日でも絶対に濡れない?

ポリエチレン製の袋は水を通しにくい素材ですが、80ミクロンでも「完全防水」とは別の話です。封の貼り残しや袋にできた小さな穴、配送中に生じた破れなどから水が入る可能性があります。水濡れによる傷みを避けたい衣類や紙製品は、内袋で個別に保護するほうが安心です。

また、袋の表面に水滴が付いても中身に届かない場合と、封のすき間から水分が入る場合は区別する必要があります。80ミクロンにすれば封のすき間がなくなるわけではありません。

梱包の際は、封かん面のホコリや水分を拭き取り、テープをしっかり密着させましょう。雨への備えは厚みより封の確実さと二重の水濡れ対策が重要です。

袋を二重にするなら60ミクロン2枚と80ミクロン1枚は同じ?

60ミクロンの袋を二枚重ねれば、フィルムが重なる部分の厚みは合計で120ミクロン相当になります。しかし、それだけで80ミクロン一枚より丈夫だとは決められません。二枚の袋がずれたり、重なり方が一定でなかったりするため、継ぎ目や封の部分の条件も異なります。

二重包装には、内袋と外袋で役割を分けられる利点があります。例えば内袋は水濡れや汚れを防ぎ、外袋は発送ラベルを貼って配送するためのものと考える方法です。この場合は同じ宅配袋を二重にする必要はなく、内側には薄手の透明袋を使う方法もあります。

費用や作業の手間を増やす前に、何から商品を守りたいのかを整理してください。擦れ対策なのか、水濡れ対策なのか、衝撃対策なのかによって適切な資材は変わります。

まとめ|宅配ビニール袋は60ミクロンを基本に必要なら80ミクロンを選ぶ

まとめ
まとめ

宅配ビニール袋の厚さは、60ミクロンが0.06mm、80ミクロンが0.08mmです。80ミクロンのほうが約33%厚いものの、破れにくさが同じ割合で高くなるわけではありません。素材や継ぎ目、封の強さにも注目することが大切です。

薄手の衣類や柔らかい小物には60ミクロンを候補にし、厚手の衣類や複数点の発送で外装に余裕を持たせたい場合は80ミクロンを検討すると選びやすくなります。どちらも角張った物や割れ物の保護を袋だけに任せず、必要なら厚紙・緩衝材・箱を使いましょう。

購入時は「厚さ」だけでなく「素材・袋の寸法・フタの長さ・テープ・透け防止・入り数」を確認してください。実際の商品を入れた完成後の大きさが配送サービスの規格に収まるかまで確かめれば、無駄の少ない発送資材を選べます。

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